
三月三十日、大分道場の落慶護摩法要式典が法務局長を導師にお迎えして盛大に営まれた。これによって大分地区は道場昇格とともに九州地区道場初の護摩壇設置道場となり大きく発展を遂げた。
大分地区は、今から二十五年前の一九八三年に連絡所を開設し、以来、一九九六年「真正仏舎利尊ご奉安」、一九九九年「素佐速男之命ご奉安」、二〇〇一年には「アゴン・ネットワークシステム」導入とともに「疾駆け集財・走り大黒天様ご奉安」と着実に発展、布教伝道に邁進してきた。
そして二〇〇二年九月より「大分新連絡所建立」を目標に掲げ活動を開始、五年の歳月を経て、昨年十二月に現在の地に移転を果たした。
落慶法要当日、大分地方は雨となったが、大分地区修行者の万全な雨対策と、訪れる参拝者を笑顔で迎える修行者の温かい姿をかえって引き立てた。
午前十一時、式典の第一部では阿含宗彌榮神授雅楽部による御神楽奉納があり、続いて落慶護摩法要が奉修された。真新しい護摩壇から力強く聖火が立ち昇り、新道場に火が入り、魂が入った。
この九州地区初の聖業は、すべての難関を打破し誓願を達成した大分地区信徒一人一人が聖衆として結束し飛躍した証である。
護摩法要後、第二部では管長猊下メッセージが披露され、
「本日、この護摩法要で灯された聖火は、永遠に燃え続けなければならない。三つの因縁を断ち切るために」と国土因縁、家系因縁、個人因縁を断ち切らなければ真の幸福は得られないことが説かれた。また、阿含宗の因縁解脱行によってのみこれらすべての因縁を切ることができ、諸君は、世界が最も必要としている宗教である阿含宗の代表選手であると激励のお言葉を賜った。
次第は進み、法要導師である法務局長よりご法話があり、ビデオ「大分道場の奇蹟」では、大分地区の歩みを映像で振り返った。
奉納演舞は、庶民の神楽として古くから伝承されている郷土芸能「庄内神楽」の舞。勇壮かつユーモラスな舞に拍手がわく。そして、阿含宗修験太鼓による奉納演奏と続いた。
参拝者からは「素晴らしいお護摩でした。龍神様が雨を呼び、この地に現れたかのようでした」などの感想が聞かれた。推進委員からは「道場建立活動の中で学んだことがたくさんあります。今、そのことがあったおかげで大分地区は一つになれたと思います。これまでの活動でお導きした人たちがだんだんと育ってきていることが私たちの誇りです」と喜びを語った。
悲願達成、大分を守る新法城の元で大分地区信徒は心を一つにしてさらなるレベルアップを目指す。
住所=大分県大分市日吉町十二番二一号
電話=〇九七(五五二)五五六七