

日曜日の例祭ではご法話に先立って大分、佐賀、九州本部からの活動報告があり、管長猊下は各活動報告を基にご指導された。
最初に発表したのは大分地区。去る三月三十日に「大分道場落慶護摩法要式典」を開催し、「道場昇格」「護摩壇奉安」を達成した。
大分地区は二〇〇二年以来、大分の破滅のカルマを断ち切る法城を築くため新連絡所建立を目標に活動を行ってきた。活動を通して地区信徒が心を一つにして目標に向かうことの大切さを学び、誓願を達成することができた。
次に発表があったのは、七月六日に「真正仏舎利尊奉安式典」を迎える佐賀地区。二〇〇四年四月に地区信徒の念願であった布教所を建立し、二〇〇七年九月より真正仏舎利尊ご奉安に向けての活動を開始。地区信徒にとって、お導きと奉安基金の誓願活動は大きな挑戦ではあったが、護摩木祈願、如意輪法輪番修行、真言行などを行い、誓願を達成した。
最後に九州本部から「凖胝観世音菩薩御尊像」「新護摩壇」ご奉安活動の報告があった。
現在の九州本部の護摩壇は、旧道場より移設したため護摩壇の大きさが他本部と比べて小さく、仏具仕様も旧型であるため十分な荘厳ができずにいた。
しかしながらこの護摩壇は、一九八一年管長猊下ご親修の旧九州支部道場落慶法要において、護摩の浄火に凖胝観世音菩薩様が降臨現形された護摩壇であるとの地区信徒の思い入れも強く、新たな護摩壇奉安に向け、どのように取り組むべきか思案していた。
そこで、九州各地区の推進委員と協議を重ねた結果、凖胝観世音菩薩様を凡夫の私たちの目でも拝見できるよう、ご尊像としてお祀り申し上げ、あわせて本部道場に相応しい荘厳な護摩壇を奉安させていただいてはどうかとの結論に至った。
一切衆生を救うため、自らのご意志で現形された凖胝観世音菩薩様をご尊像としてお祀りし、さらには、常に諸仏諸菩薩、諸天神がご降臨される新護摩壇をご奉安することを九州本部全体の誓願として活動を開始した。
各活動報告を受けられた管長猊下は、誓願を立てそれを成就するということは並大抵の苦労ではない。しかし、その苦しみを乗り越えたときには喜びに加えて新しい力が備わっていることを実感できる。
苦労しなければ成長も喜びもない、苦しみを乗り越える体験をしてこそ、ほんとうの信者になれる。とご指導された。
九州本部信徒は管長猊下のご指導を受け、イスラエル大柴燈護摩供に向けてさらなる精進を誓った。